数学と物理学のブログ

本業から離れて、趣味である数学と物理学について書きます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

量子力学の軌跡解釈による二重スリットシミュレーション2~ドブロイ・ボーム解釈によるアプローチ

量子力学の軌跡解釈による二重スリットシミュレーション2~ドブロイ・ボーム解釈によるアプローチ第1編「量子力学の軌跡解釈による二重スリットシミュレーション1~ド・ブロイ=ボーム解釈によるアプローチ」の続きとなり、式(1)~式(14)は第1編からの引…

量子力学の軌跡解釈による二重スリットシミュレーション1~ド・ブロイ=ボーム解釈によるアプローチ

量子力学の軌跡解釈による二重スリットシミュレーション~ドブロイ・ボーム解釈によるアプローチ※量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)の概要もしくは量子力学の軌跡解釈のガウス関数への適用から数式を引用することがありますが、その場合は「概要(3)式」「ガ…

Pythonで量子力学の軌跡解釈に基づく二重スリットシミュレーション

Pythonで量子力学の軌跡解釈に基づく二重スリットシミュレーション昔、エクセルのVBAでやったときは随分苦労しましたけど、Pythonを使うとめちゃくちゃ簡単ですね。 ちなみに昔やったときのです→ アマリュアリズムの量子力学-ボーム力学(二重スリット1)Pythonで…

量子力学の軌跡解釈のガウス関数への適用

量子力学の軌跡解釈のガウス関数への適用※量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)の概要 から数式を引用することがありますが、その場合は「概要(3)式」のように表記します。 1.ガウス波束 位置を中心とし、運動量の平均が(は波束を表します)で、位置の広がりが…

量子測定理論~フォン・ノイマンの測定過程理論

量子測定理論~フォン・ノイマンの測定過程理論 1.はじめに 粒子の生成・消滅のような適用範囲でないものを除き、量子力学が自然界で起こり得るあらやる事柄の完全な記述を与えることができるのであれば、量子的な測定の過程もまた、測定装置の波動関数と…

量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)の概要

量子力学の軌跡解釈(ボーム力学)の概要1 1.はじめに 量子力学の軌跡解釈は、「ボーム力学」「存在論的解釈」「因果的解釈」「ドプロイ・ボーム解釈」等と呼ばれていますが、「隠れた変数の理論」としてあまり重要視されてていません。中には、既に否定…

ベイズ統計 第3章 ベイズの展開公式

ベイズ統計 第1章 確率の基礎 第2章 ベイズの定理からベイズ理論の出発点へ 第4章 ナイーブベイズ分類器とナイーブベイズフィルター 第3章 ベイズの展開公式 3.1 ベイズの展開式の導出 前章では乗法定理からベイズの定理を導き、ベイズの基本公式(1)にた…

簡単な電磁気の考察から見える特殊相対性理論の入り口

1.疑問 図1 図1のように真空中にある無限長線状荷電体の間にかかる単位長さ当たりのクーロン力は、 ・・・(1) (:線状荷電体の線電荷密度 :真空中の誘電率 :線状電荷体間の距離 ) となる。(ガウスの定理から簡単に導ける) 図2 次に図2のように線状…

ベイズ統計 第2章 ベイズの定理からベイズ理論の出発点へ

ベイズ統計 第1章 確率の基礎 第3章 ベイズの展開公式 第2章 ベイズの定理からベイズ理論の出発点へ ベイズの定理は、乗法定理から導くことができる。 2つの事象、A、Bについての乗法定理は、 ・・・(1) となる。は「Aの起こる確率」を、は「A、Bが同時…

ベイズ統計 第1章 確率の基礎

ベイズ統計 第2章 ベイズの定理からベイズ理論の出発点へ 第3章 ベイズの展開公式 第1章 確率の基礎 1.1 集合について 集合の定義 集合とは、ある一定の条件をみたすものの集まりのことをいう。ただし、対象とするものが、その条件をみたうかどうかは、客…

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